宮崎のソウルフード、炭火焼
その昔、宮崎では鶏を飼っている家庭が多く
卵を産み終えた鶏を自宅で捌いて調理するお家も多かったんです。
その臭み消しに炭火で焼いていたそうです。
家庭で卵を産んでお勤めの終わった鶏は身が固かったので
地鶏は固いというイメージを持つ方も多いのでしょうか。
私のおじいちゃんも自宅で調理してました。
親戚が集まる時とかのご馳走でしたね、
当時「ワイルド」とかの言葉では表現はしませんでしたが
幼い私には衝撃的でした。
大人になってからでごめんなさい、あの時の鶏さんありがとう。
時代は変わり炭火焼は宮崎のソウルフードに。
炭火焼を売りとした飲食店も数多く、お店様々です。
地鶏とは日本農林規格に記載されたブランド鶏です。
当店では「みやざき地頭鶏(じとっこ)」を地鶏の炭火焼でご提供しております。
肉質は柔らかで上品。上質な脂と香りが特徴です。
地鶏ではない鶏は、昔ながらの歯ごたえ食感「赤鶏」を使用しております。
こちらは噛めば噛むほど旨みがあふれ、焼酎やビールと合います。
当店でも人気の一品。
これらの炭火焼に使用する炭は「日向備長炭」。当店のこだわりです。
日本三大備長炭の産地のひとつがここ宮崎なのです。
香り高い備長炭の薫香。高火力だからこその旨みを閉じ込めた焼き上がり。
炭と鶏のコンディションを見極め、ずっと変わらない美味しさを継承し
今日も最高の一品をお届けいたします。